デジタルマーケティング
記事に書いてある変革は必ず起こると思う。
なのでマーケターは頭に叩き込んでおく必要がある。
1. デジタルからデータドリブンへ
もう既に始まっていることである。
わかりやすいところだとマーケターが適切な広告出稿を行うために
クリエイティビティ以上にデータが必要になっている。
膨大な量のデータ量が必要なので手動で全て取得するのは難しいだろう。
また、使わないデータを集めてもしょうがない。
「何をするためにどのデータをいかに効率よく蓄積するか」を適切に考える必要があり、所謂データドリブンマーケティングを高速で回す必要がある。
2. 量から質へ
2017年はこの変化が大きく進むのではないかと思っている。
DeNAのキュレーション問題はPV至上主義から起こっている。
これを機にメディアの質が問われることが今後増えていくように思う。
効果が計測できてしまうインターネット広告では広告効果のいいメディアへの配信が
中心になる。
倫理的にグレーなメディアや、単純に質の悪いメディアであったとしても
アダルトのような露骨にブランドイメージを落としてしまうようなサイトでなければ、広告効果を優先して配信をしているのが現状であるように思う。
(もちろん、一部のブランド広告など認知目的で出稿している広告主はメディアの質をよく見ていると思うが)
しかし、今回のような問題があった際、そのメディアに広告を載せていたことはリスクにもなりうる。質の悪いメディアに広告料を支払い、メディアのマネタイズの一翼を担っていることになるからだ。
今回は特に広告会社は何も被害を受けてないようだが、今後似たようなことが起きた際に広告が叩かれない可能性が0であるとは限らない。
メディア運営者がPV至上主義から離れ質に拘っていかなければならないのはもちろんだが、広告主・広告会社・アドテク企業なども質の悪いメディアの手助けをしてしまわないよう倫理観を強めていく必要があると思う。
3. ファネルの下部から、上部も含めた、全体へ
正直、あまりよくわからなかった。
4. バナーからネイティブアドへ
この変化も既に始まってる。
ネイティブ広告については去年webライターのしおたんが炎上していた。
バナーより収益性が高くなりやすく、また自社コンテンツにマッチさせやすい
ネイティブ広告についてもすごい勢いで拡大し、質の悪いものが量産されている。
ネイティブ広告についても量より質にシフトしてほしい。
5. インプレッションからアテンション時間へ
今更impを指標にしている広告主などあまりいないようにも思うが、では
アテンション時間をどの程度意識しているかは疑問。
こちらについても、広告主がより意識をしていくのは勿論だがメディアがアテンション時間をより確保できるような優良な広告表示方法を考えることも必要になる。
広告主とメディアを繋いでくれる代理店がいるが、代理店のおかげで広告主は1つ1つのメディアとやりとりする手間が省かれている一方で、配信先の質について追いきれなくなっているように思う。
量ばかり求めるのではなくメディアと広告主の直の接触を増やして、質のいい広告が
増えてくれることを願う。